アフリカマンゴノキに副作用の心配はある?飲む前に知っておきたいリスクとは?

カテゴリー:アフリカマンゴノキダイエット

ダイエットやメタボ対策として注目されている新素材「アフリカマンゴノキ」

ダイエットの先進国として知られているアメリカでは、ダイエットサプリの主要成分として大きな話題を集めました。

海外で行われた臨床試験データを見ても、かなりダイエット効果があるといわれていますが、気になるのは副作用ですよね。

どんなにダイエット効果が期待できたとしても、体に害のある成分では安心して飲むことができません。

そこで今回は、アフリカマンゴノキの副作用と、飲む前に知っておきたいリスクについてお伝えします。

アフリカマンゴノキのダイエット効果とは?

アフリカマンゴノキには、以下の2つの効果が期待できるといわれています。

・満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ
・中性脂肪の分解を促し、エネルギー源となる脂肪酸に効率よく変換させる

まず、人間の体には満腹中枢刺激ホルモンがあります。

この満腹中枢刺激ホルモンは、脳に満腹であると指令を出し、食べ過ぎを抑えることができるんですね。

レプチンと呼ばれている善玉ホルモンは、満腹中枢刺激ホルモンになるため、ダイエットにおいて無視することのできない存在です。

また、レプチンには効率よく中性脂肪を分解し、エネルギー源となる脂肪酸に変換させる働きもあるのが特徴的なんです。

そんなレプチンを活性化できる成分として注目されているのが、もう一つの善玉ホルモンとして知られているアディポネクチンになります。

つまり、レプチンを効率よく活性化させるために、アディポネクチンは欠かすことができない相棒となるんですね。

ですが、肥満が指摘される人は脂肪細胞も肥大しています。

この状態だとレプチンの相棒であるアディポネクチンが産生されにくくなるため、太りやすい環境を作り出してしまうんです。

そこで、アディポネクチンの分泌量を約2.6倍増やすことができるといわれているのが、アフリカマンゴノキになります。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸が含まれているサプリメントやダイエット食品を日常的に摂取することで、太りにくく痩せやすい状況に導いてくれるのではないかと、期待されています。

アフリカマンゴノキのリスクと副作用

アフリカマンゴノキは、臨床試験の結果、たったの8週間で以下のようなデータを出しました。

・体重変化量/−6.2キロ
・ウエスト周囲変化量/−2.3センチ

例えば、特保の食品として黒烏龍茶などが販売されていますが、こちらの主要成分として注目されているのはウーロン茶重合ポリフェノールなどです。

しかしこの成分の12週間試した臨床試験データを見ると、

・体重変化量/−1.1キロ
・ウエスト周囲変化量/−1.2センチ

このようになっていて、特保成分でありながら、機能性表示成分であるアフリカマンゴノキよりも効果を期待できないことになるんです。

国から認定されている特保成分でありながら、機能性表示成分の方が優秀だなんておかしいと思いませんか?

この効果が仮に本当なのであれば、アフリカマンゴノキの安全性に大きな問題を持つ懸念が出てきます。

また、アフリカマンゴノキの副作用について詳しく調べてみると、以下のような症状を訴えている人がいました。

「アフリカマンゴノキの懸念される副作用」

・頭痛
・吐き気
・不眠
・お腹の張り

この副作用がどのくらいの程度なのかは明らかとなっていませんが、日本人が摂取した場合の安全性について、まだ未知数であることがわかりますね。

簡単に痩せられるのではないかといった気持ちから気軽に摂取してしまうと、予期せぬリスクや副作用に見舞われる可能性が出てくるかもしれません。

まとめ

今回は、ダイエット成分として話題を集めているアフリカマンゴノキのダイエット効果や副作用について詳しくご紹介しました。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸含有を主要成分としたダイエット食品やサプリメントは増えています。

ダイエット効果にも疑問ですが、安全性についてはわからない部分も多いので、万が一身体に支障を発生した場合には、速やかに医療機関を受診してくださいね。