アフリカマンゴノキが危ないの?まだまだ使ってはいけない真実とは?

カテゴリー:アディポネクチンアフリカマンゴノキダイエットレプチン体重減少効果

まだまだアフリカマンゴノキは危ない。 そういった話が後を絶ちません。当然、アフリカマンゴノキは何らかの健康効果が考えられるといわれているのですが、安全性などにも疑問が残り、その効果も曖昧です。 ここでは、アフリカマンゴノキが曖昧模糊としている理由について、本当に安心できるのかについて考えていこうと思います。

 

アフリカマンゴノキが効果があるという理由

アフリカマンゴノキは、なぜここまで効果があると考えられているのでしょうか。 まず、その理由のひとつとしてはレプチンと呼ばれる肥満防止に関係しているホルモンが分泌されているから、という理由があります。 そもそも、アフリカマンゴノキから抽出されているエキスを摂取することにより、肥満を抑制するレプチンと呼ばれるホルモンの分泌量が増加すると考えられています。 さらに、そのレプチンの分泌量を増加させるアディポネクチン呼ばれるホルモンの分泌量増加もポイント。 若返りホルモンと呼ばれているアディポネクチンは脂肪の燃焼を促し、さらに糖の吸収を穏やかにするなど健康効果もあると考えられています。 毎日、3mg摂取することで8週間でマイナス8kg減量したり、普段と同じ生活を続けているのに3ヶ月で13kgも減量してしまう…という驚きの効果で話題となったのです。

 

騒いでいるのはマスコミだけ

しかし、アフリカマンゴノキの効果などを考えた時、かなり怪しいと思えるところが多数存在しています。まず、数年前に出たさまざまな話題から一転、今はまったくアフリカマンゴノキの効果に対する記事などは出されていません。 さらに、大きな話題になっているといっているのはマスコミ関係者だけであり、一般人がしっかりと正確な口コミとしてアフリカマンゴノキの効果を謳っているようなものがほとんどない状況にあります。 もちろん、中には宣伝として公開しているものもありますが、信憑性という部分ではやや怪しさが残るものばかりです。 こういった状況を鑑みるに、アフリカマンゴノキは本来ほとんど効果が期待できないのではないか…と考えることもできるのです。

 

生活が違う

アフリカマンゴノキは、亜熱帯痴態に自生している高木になる実から抽出されるエキスであり、地元でも健康食品として愛されていると言われています。 しかし、日本人にまったく同じ効果があるか…ということはまだハッキリとしていません。 仮に、アフリカマンゴノキは痩せるということをPRする論文に関しても、被験者はカメルー人のみ。各メーカーが日本人でも検証しているのですが、それらも科学的に安心できるデータか否かわからない、という有識者の考え方が主流となっています。 さらに、問題なのが安全性です。まだまだ曖昧な部分がありますが、あまり日本人は体の作りからして牛乳や小麦はよくない…ということがいわれています。 定かな話か否かは不明ですが、歴史的な体質というものがあるため、そういった研究結果も出ているのでしょう。 そう考えると、古くからアフリカマンゴノキを摂取してきた人たちと日本人では効果が違ってくる、安全性も違ってくる、ということがあって当たり前なのではないでしょうか。

 

効果はない?

そして、アフリカマンゴノキの 効果も疑わしく、劇的に痩せている…という話も特に耳にしなくなってきています。 前述したように、8週間で6kgの減量、3ヶ月で13kgも減量など、あまりも激し過ぎる減量となっていることからうさんくささが拭えません。 仮に、そこまで痩せてしまったら病気にかかってしまった…という不安もありますし、その効果も実際一般人から出てきていません。 アフリカマンゴノキは、基本的に効果がない可能性。そして、その効果も疑わしい状況になってきています。まだまだ、手軽に使うような成分ではないのかもしれません。