機能性表示食品『アフリカマンゴノキ 』は効果なし?ダイエット効果を期待できない理由とは!?

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アメリカで大注目されたダイエット素材が、アフリカマンゴノキです。

アフリカマンゴノキに含まれる成分には、体重を減少させる効果があるといわれています。

現地では、古くから薬草として使われてきました。

そんなアフリカマンゴノキが、肥満大国であるアメリカで、サプリメントの主成分として配合されると、劇的なダイエット効果が話題となります。

サプリの売り上げは、年間で250万個を達成し、やがて日本でも大きな話題を集めるようになったんです。

しかし、日本国内でダイエット素材として優秀なものはトクホ認可を得ていますが、アフリカマンゴノキは機能性表示食品になります。

そこで今回は、アフリカマンゴノキがトクホとして認定されない理由や、ダイエット効果を期待できない理由をわかりやすくご紹介しますね!

アフリカマンゴノキはなぜ機能性表示食品?

アフリカマンゴノキは、カメルーン人を対象に、科学的根拠を示すための臨床試験が行われています。

この臨床試験では、摂取してから8週間経過した後の「体重変化量」と「ウエスト周囲変化量」が明確になりました。

しかし、トクホ認可の際に最も重要視されている「腹部脂肪面積」が、全く評価なされていないんです。

この部分の評価がないと、トクホ認可は受けられません。

しかし、体重変化量とウエスト変化量は、しっかりと評価されているため、これを科学的根拠として消費者庁に届け出たことにより、アフリカマンゴノキは機能性表示食品になっているんです。

機能性表示食品はトクホに劣る!?

機能性表示食品がダメで、トクホが良いというわけではありません。

しかし、厳しい国の審査を通過し、消費者庁長官の許可を得ているトクホ認可を受けた素材と比較してしまうと、やはり消費者にとっては、信頼性が欠けてしまうのは事実です。

特にアフリカマンゴノキの場合、以下を見ていただくとわかりますが、たったの8週間で、体重変化量とウエスト変化量の数値がトクホ認可の商品より上回っています。

「アフリカマンゴノキ 8週間摂取データ」

・体重変化量/−6.2kg
・ウエスト周囲変化量/−2.3cm

「ガレート型カテキン(トクホ認定済) 12週間摂取データ」

・体重変化量/−0.5kg
・ウエスト変化量/−0.5cm

それなのに、腹部脂肪面積の評価がなされていないことは、かなり疑問が残ってしまうんですよね。

本当に、短い期間で高い効果を発揮できる素材なのであれば、自信を持って腹部脂肪面積のデータも公表するべきです。

アフリカマンゴノキはダイエットできない?

トクホ認可を受けていないアフリカマンゴノキですが、やはり気になるのはアメリカの実績ですよね。

あれだけサプリメントが売れるのであれば、それなりに良い変化を感じることができた方も多いはずです。

しかし、日本でもアフリカマンゴノキが有効成分として配合されているサプリメントはたくさん販売されていますが、そこまで爆発的なヒットにはなっていないんですよ。

なぜなら、8週間で臨床試験データにあるような効果を実感できた人が少ないからです。

また、アフリカマンゴノキは、食欲を抑制するホルモンの働きを活性化したり、脂肪の蓄積を阻止したりする働きが期待されていますが、こちらについても疑問の声があがっています。

理由は、ダイエットサプリに含まれているアフリカマンゴノキ由来エラグ酸と同量に値するエラグ酸を、イチゴ半パックで摂取可能だからなんですよ。

イチゴを毎日食べるだけで、1ヵ月間に3キロ痩せるなんて話は聞いたことがありませんよね。

つまり、

・現状でのトクホ認可は難しい
・エラグ酸はイチゴからも摂取できる

今の時点で判明している上記2点の真実により、機能性表示食品のアフリカマンゴノキは、過剰なダイエット効果を期待することができません。

まとめ

今回は、アフリカマンゴノキがなぜ機能性表示食品なのかを解説しながら、ダイエット効果を期待できない理由についてもお伝えしました。

アフリカマンゴノキのダイエット効果が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。