アフリカマンゴノキで悪玉コレステロールの数値が改善されないのはなぜ?

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健康診断の結果でコレステロールの数値が高いと、不安な気持ちになりませんか?

善玉コレステロールとして知られているHDLコレステロールの数値なら、高くてもさほど気にする必要がありません。 しかし、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールの数値が高いと、動脈硬化などの高いリスクを引き起こすきっかけとなります。

「脂質異常」と診断される多くの方は、悪玉コレステロールの数値が高いため、なんとかして数値を下げたいところですよね。 そこで話題になっているのが、アフリカマンゴノキです。

ダイエット素材としても有名なアフリカマンゴノキには、コレステロールを低下される機能があるなんていわれているんですよ。 しかし実際に試してみると、残念ながら数値に変化がなかったと感じる方も少なくありません。

今回の記事では、アフリカマンゴノキで悪玉コレステロールの数値が改善できない理由をご紹介します。

 

悪玉(LDL)コレステロールの数値が高い原因

悪玉コレステロールが高くなる原因は、主に3つ挙げられます。

 

▪︎理由1「バランスの悪い食事」

悪玉コレステロールを増やす食材として、「肉の脂身」や「トランス脂肪酸」が挙げられます。

これらを日常的に食べていると食事のバランスが悪くなり、悪玉コレステロールが増加しやすい状態に陥るんですね。 特に外食が多い方は、悪玉コレステロールを増やす食材を多く摂取している可能性があるため、注意が必要です。

▪︎理由2「運動不足」

適度な運動を日常的に取り入れると、カロリーを消費できるだけでなく、基礎代謝が向上します。 代謝が向上されれば、糖や脂肪の代謝にも良い変化をもたらすため、悪玉コレステロールを増やさない環境が作れるわけです。

一方、日常的な運動不足に陥ると、食べたカロリーを消費できなくなるばかりか、基礎代謝が著しく低下します。 その結果、糖や脂肪を溜め込みやすくなるため、悪玉コレステロールは増える一方です。

▪︎理由3「女性ホルモンの低下」

こちらは男性ではなく、女性に当てはまりますが、加齢により閉経を迎えたり、過剰なダイエットをしたりすると、女性ホルモンの分泌が低下します。 すると、女性ホルモンの分泌量低下に伴い、エストロゲンの量が減少するため、悪玉コレステロールが高くなる傾向があります。

 

アフリカマンゴノキで悪玉コレステロールの数値が改善しない理由

アフリカマンゴノキには、ペルー人を対象に行われた臨床試験データがあります。 この臨床試験データをみると、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールの数値が、短期間で改善されているんですね。 しかし、被験者のLDLコレステロールの数値は、もともと基準値内です。

LDLコレステロールの数値が、基準値を超えている人を対象に行われた試験ではないため、有益であるとはいえません。 これを裏付けるかのように、悪玉コレステロールの数値を改善しようと、アフリカマンゴノキ を飲み始めた方の口コミをみても、短期間で改善できたという声を見つけることができませんでした。 そもそも、アフリカマンゴノキが悪玉コレステロールに良いといわれている理由は、「アディポネクチン」の分泌量を約2.6倍増加させるからです。

アディポネクチンは、中性脂肪の分解を促す「レプチン」を活性化させるため、この効果によってインスリンの感受性を高めて、動脈硬化や心筋梗塞といった生活習慣病を改善できると期待されているんですね。 しかし、これだけで簡単に悪玉コレステロールが下がるのなら、「脂質異常」で悩む人はほとんどいません。 つまり、コレステロールを下げる医薬品を使わずに、自分の力のみで数値を下げたいのであれば、生活習慣の改善や見直しといった努力が必要不可欠になるのです。

 

まとめ

今回は、アフリカマンゴノキで悪玉コレステロールの数値が改善されない理由を中心に、ご紹介しました。

悪玉コレステロールの数値を本気で下げたいのであれば、徹底的に生活習慣を見直すべきです。 リスクの高い生活習慣病に陥らないためにも、ぜひ地道な努力を頑張ってみてください。