アフリカマンゴノキ由来エラグ酸のダイエット作用を信用するな!飲み続けても痩せない理由を大公開

カテゴリー:アフリカマンゴノキエラグ酸ダイエット体重減少効果腹部脂肪面積

今現在日本には、数多くのダイエット素材が存在します。 このなかで、高いダイエット作用が期待できると噂されているのが、米国でブームを引き起こしたアフリカマンゴノキ由来エラグ酸です。 しかし、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、専門家が注目する飲み続けても痩せない理由があることをご存知でしょうか。 ダイエットサポートに、信頼して飲み続けていると後悔してしまうかもしれません。 そこで今回は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を飲み続けても痩せない理由について、わかりやすく解説します。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸とは?

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は、インド地方の熱帯地域に自生する植物から抽出された成分です。 現地で、ダイエットに効果的な薬草として使われていたことから、その噂が世界中に広まりました。 冒頭でもご紹介したように、米国では年間で250万個売り上げたダイエットサプリの主要素材として、配合されています。 主なダイエット作用として期待されているのが、

・満腹中枢を刺激して食べ過ぎを抑える効果

・中性脂肪の分解を促して燃焼する効果

・炭水化物の吸収を抑える効果

この3つになります。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸はなぜ飲み続けても効果がない?

上記でご紹介した3つのダイエット作用が期待できるのであれば、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸はダイエットサポートに効果的ですよね。 しかし、長期にわたり飲み続けたとしても、痩せられない可能性が極めて高いです。 その理由はズバリ、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は、医薬品でもトクホ成分でもない機能性表示食品だからなんですね。

▪︎アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は機能性表示食品

機能性表示食品とは、安全性の確保を前提とした上で、科学的根拠に基づいた機能性を事業者の責任において表示したいと、消費者庁に届け出たものです。 科学的根拠を証明するための臨床試験も行われていますが、トクホのような国の審査がありません。 つまり、いくつかの条件を満たして消費者庁に届け出れば、厳しい審査を受けることなく機能性表示食品として商品を販売できます。 アフリカマンゴノキ由来エラグ酸も、カメルーン人を使った臨床試験が行われていますが、トクホ認定に必要な項目は残念ながら満たしていません。 一般食品ではなく、健康機能食品として機能性の表示は許可されていますが、トクホにはなれなかった食品です。 では、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸はなぜトクホになれないのでしょうか。 この答えは、非常に簡単です。 アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、臨床的意義上で最も重要視される「腹部脂肪面積」の測定が、なされていなかったんですね。 そもそも腹部脂肪面積の測定は、メタボの診断基準としても使われています。 CTを使い、腹部の内臓を画像にて測定していくんですね。 これで確かな変化が認められれば、トクホ認定に必要な項目を1つクリアできることになります。 つまり、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は、お腹周りの脂肪を改善する効果を、臨床試験においてしっかりと証明できなかったと言わざるをえません。 これが、専門家のあいだでもダイエット作用が不可解だとされる最大の理由です。

まとめ

今回は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を飲み続けても痩せられない理由について解説しました。 なお、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸に関しては、腹部脂肪面積の測定以外に、信憑性に欠ける理由がいくつも指摘されています。 良い噂だけに惑わされず、正しい知識をしっかりと把握した上で、あなたに合ったダイエットサポート商品を取り入れるようにしてくださいね。