摂取しても意味がない!?アフリカマンゴノキは過食に勝てない!

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アフリカマンゴノキ。 アフリカマンゴノキ抽出エラグ酸など、サプリメントに含まれているこれら成分を摂取することでダイエットができると噂になっています。しかし、本当に効果があるのかは疑問視されており、なかには“デタラメだ”という有識者の方も少なくありません。 さて、そんなアフリカマンゴノキ。もし、食事をすることが幸せだ…という方は利用をやめた方がよいかもしれません。その理由についてお伝えしていきます。

 

食欲抑制がウリ

アフリカマンゴノキがなぜ痩せるといわれているのか。その理由のひとつが、食欲抑制効果がある…という部分です。 アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を摂取すると、アディポネクチンと呼ばれるホルモンの一種が分泌されるといわれています。アディポネクチンが分泌されると、結果的に食欲抑制のひとつであるレプチンが活性化。レプチンは、食欲を抑制する働きをもっているホルモンと考えられており、過食を防いでくれると期待されています。 アディポネクチンは、糖質オフだったりほかにもさまざまな効能が期待されるとされています。アフリカマンゴノキを摂取することでダイエットができる、という理屈はこういった部分に関連してくるのかもしれません。

 

過食は止まらない

冒頭でお伝えしたように食べることが幸せといった方たち。 こういった方たちは、アフリカマンゴノキを摂取したところで過食をやめることはできません。例えば、我々が過食をしてしまう理由はただたんに食物を生きるため…として摂取しているわけではないからです。 まず、料理という意味合いから我々の時代は美食にまみれているといえます。さらに、手軽にファストフードやコンビニエンスストア、またデパ地下などで食べ物を購入できます。これらは、脳内で美味しいという記憶などから欲求が発信され、食欲と関係ない次元で過食を導きます。 また、食品も研究者たちがこぞって考えだした代物。一口食べたら毛一口…といったように、どんどん食欲が増してしまうのです。その証拠に、ご飯を食べた後でも甘いものが食べたくなったり、ポテトチップスなどを食べてしまう…というアレです。 おなかいっぱいご飯を食べてもまだ食べられる、食べたい…という欲求が出てしまう現代人。アフリカマンゴノキで軽く分泌されるレプチンごときで抑えられる欲求ではない、ということです。

 

ストレスで食べてしまう

また、食べることが幸せな人は“食べるために生きている”といっても過言ではありません。要するに、食べることが目的で仕事をしたり、ランチ、夕食、休日にグルメな時間をもうけています。 仮に、アフリカマンゴノキの食欲抑制効果が本当にあったとした場合、これらを食べたくない…ということになり楽しみがなくなります。“本当は仕事終わりに、あれもこれも…と楽しみだった食品の買い物がつまらないものになった。 ”となれば、その人にとっての人生の楽しみを奪ってしまうことになります。それでも痩せたい、という意識があって努力できればよいでしょう。しかし、アフリカマンゴノキを摂取して食欲がなくなり楽しみまでなくなればストレスが増えるのは当然。 そのストレスを運動で発散しろ…という意見もあるでしょう。ほかの趣味を見つけろ、ということもあり得ます。しかし、それは短絡的すぎます。結果、ストレスのあまり思い切り過食に走り、アフリカマンゴノキの摂取が逆効果となってしまうのです。

 

あまり効果が期待できない

アフリカマンゴノキは、前述している効果があるかどうかもまだわからない成分。さらに、それだけではなく仮に成分があったとしても前述のように過食を抑えるのは至難のわざ。結果的に、効果がないと結論づけることができるでしょう。アフリカマンゴノキを利用したい方はぜひ、参考にしてみてください。