アフリカマンゴノキは効果ない?日本人には効果を期待できない理由を分析してみた!

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アフリカマンゴノキは効果ない?日本人には効果を期待できない理由を分析してみた!

ダイエットだけではなく、抗メタボ素材として大注目を集めているアフリカマンゴノキ。

そもそもこの成分は、アフリカで古くから親しまれてしました。

現地では、料理やお菓子作りに活用することで、食欲を抑制することができる薬草として使われてきたんです。

その後、ダイエットの新素材としてアメリカに上陸し、ダイエットサプリの成分として配合されてからは、高いダイエット効果が期待できるとして大きな反響を集めました。

日本でもかなり注目されていますが、専門家の間では賛否両論あり、日本人の体質に合わないといった声も囁かれています。

そこで今回は、アフリカマンゴノキが日本人に対して効果がない理由についてわかりやすくお伝えしていきますね。

アフリカマンゴノキの臨床試験データは日本人のものではない

アフリカマンゴノキには、ダイエットに高い効果を表す臨床試験データが存在します。

『アフリカマンゴノキの臨床試験データ』

・体重変化量/8週間で−6.2kg
・ウエスト周囲変化量/8週間で−2.3cm

この臨床試験に参加したのは、年齢23歳から55歳までのカメルーン人となり、日本人は1人もいません。

つまり、この臨床試験データはカメルーン人に効果があったというものであり、日本人とカメルーン人では効果が異なる可能性があることについては、一つも触れられていないんです。

日本人と外国人では体質が異なる可能性がある

顔立ちや肌の色が違うのと同じように、日本人と外国人では体質が大きく変わる可能性があると一部の専門家からは指摘されています。

例えば、外国で体に良いとされているオリーブオイル。

確かに通常の食用油と比較すると、オレイン酸が豊富に含まれているので動脈硬化を予防することができるといわれています。

しかし、外国人と比較して日本人は内臓脂肪がつきやすいことから、油であるオリーブオイルを日常的に摂取することにより、逆効果になってしまう場合もあるんです。

また、ポリフェノールが豊富に含まれている赤ワインに関しても外国では体に良いといわれていますが、日本人の多くは肝臓に大きな負担をかけてしまうため、アルコールは飲まない方が健康的なんですね。

つまり、アフリカマンゴノキはカメルーン人に高い効果を期待することができたとしても、日本人にも同等の効果が期待できるとは限らないんですよ。

ここをしっかりと表記していない点に関しても、残念ながら評価を下げざるを得ません。

アフリカマンゴノキはダイエットの新素材として過大評価されている可能性も

上記でご紹介した臨床試験データを見れば、誰でもダイエットに期待できる成分だと思ってしまいますよね。

また、痩せる根拠として、満腹中枢を刺激したり、中性脂肪の分解を促して燃焼しやすい体質にしたりすると記載されているため、試してみたくなる気持ちもよくわかります。

しかし、日本人の間でアフリカマンゴノキが大ブレイクしていない理由は、実際に試してみて効果を実感できた人がかなり少ないからなんです。

臨床試験データをトクホ成分と比較しても、明らかに体重変化量やウエスト周囲変化量がアフリカマンゴノキの方が優秀となってしまいますが、それでもアフリカマンゴノキは機能性表示成分止まりです。

つまり、腹部脂肪面積までしっかりと測定されているトクホ成分と比較してしまうと、いまいち信頼性に欠けてしまうんですね。

アフリカマンゴノキで劇的なダイエット効果が期待できるといった噂は、あくまで過大評価されているものに過ぎない可能性があります。

まとめ

アフリカマンゴノキは、体重を減少させたり、食欲を抑制させたりする薬草としてアフリカで重宝されているのは事実です。

アメリカでも大きな話題となっていることから、それなりの効果を期待できた人もいるのかもしれません。

しかし、日本ではあまり実績のない成分となるため、アフリカマンゴノキで痩せるといった認識は正しくない可能性もあります。

「楽に痩せられる」といった情報にだけ惑わされることなく、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。