アフリカマンゴノキの劇的なダイエット効果は危険!?安全性に懸念はないの?

カテゴリー:アフリカマンゴノキウーロン茶重合ポリフェノールガレート型カテキンダイエット効果腹部脂肪面積

痩せるための運動や食事制限は、できることならしたくないですよね。

好きなものを好きなときに食べたいし、時間があるときは家でゆっくりとくつろいでいたいものです。

そんな楽して痩せたい人のために販売されているのが、ダイエットサプリになります。

ダイエットサプリに含まれている主要成分は様々ですが、なかでも劇的なダイエット効果が期待されているのが、「アフリカマンゴノキ」なんですね。

しかし、アフリカマンゴノキに関しては情報がそこまで多くありません。

劇的なダイエット効果を表す臨床試験データはありますが、こちらも信憑性に欠けています。

そこで今回は、アフリカマンゴノキの劇的なダイエット効果を検証しながら、安全性への懸念についてもご紹介します。

アフリカマンゴノキに劇的なダイエット効果がある?

アフリカマンゴノキは、「ウーロン茶重合ポリフェノール」や「ガレート型カテキン」といったトクホ成分と比較しても、劇的なダイエット効果を公表しています。

「ウーロン茶重合ポリフェノール」

・体重変化量:12週間で−1.1kg

・ウエスト周囲変化量: 12週間で−1.2cm

・腹部脂肪面積:−5.1cm2

 

「ガレート型カテキン」

・体重変化量: 12週間で−0.5kg

・ウエスト周囲変化量: 12週間で−0.5cm

・腹部脂肪面積: − 11cm2

 

「アフリカマンゴノキ」

・体重変化量: 8週間で−6.2kg

・ウエスト周囲変化量: 8週間で−2.3cm

トクホ成分と比較して、4週間も期間が少ないのに、体重がこれだけ減少しているのはすごいですよね。

さらに、ウエスト周囲変化量に関しても、トクホ成分を大きく上回るサイズ変化を表しています。

ですが、2つのトクホ成分には「腹部脂肪面積」についての評価もきちんとなされているのに対し、アフリカマンゴノキにはデータがありません。

これだけの劇的なダイエット効果を表しているのに、最も重要視される腹部脂肪面積の評価がなされていないのは疑問ですよね。

つまり、臨床的意義上で最重要とされる項目が評価なされていない以上、アフリカマンゴノキに劇的なダイエット効果があると断言することができないのです。

アフリカマンゴノキに安全性の懸念はない?

アフリカマンゴノキは、上記でみてもわかるように、劇的なダイエット効果を公表しています。

8週間といった短い期間でこれだけのダイエット効果が実現するのなら、科学的根拠を発表している論文の質が悪いか、安全性に相当な懸念があるかになります。

そこで、安全性の懸念について調べてみると、届け出のために実施された安全性試験では、懸念される症状が一切報告されていないんです。

しかし、世界初の栄養学研究機関として知られている「国立健康・栄養研究所」のホームページを確認すると、一部の有害事例が報告されていました。

その内容は、以下の2つです。

・水抽出物を使ったモルモットの試験で、テストステロン値の上昇が報告

・変形性ひざ関節症のある、肥満傾向のトルコ人男性が10日間摂取したところ、4日後から急性肝障害と診断

これをみると、100%安全であると断言できないことがわかりますよね。

自然由来成分だから安心だと思われがちですが、実際にこのような有害事例があったのは事実です。

まとめ

薬局やドラッグストア、通信販売で気軽に購入できるアフリカマンゴノキですが、劇的なダイエット効果への疑問と、少なからず安全性の懸念があることがわかりました。

もちろん、市販で販売されている以上、ものすごく危険だというわけではありません。

しかし、信憑性の低いダイエット効果に期待したり、安全性への懸念を心配しながら利用したりする必要性はあるのでしょうか。

本気でダイエットを考えているのなら、運動や軽い食事制限の方が、健康に痩せられるかもしれませんね。