アフリカマンゴノキで生活習慣病が予防できるは嘘!?信じると危険な理由とは
日本国内で年々増加する生活習慣病。 糖尿病や高血圧といった生活習慣による疾患が深刻な病を引き起こし、今では毎年多くの人が亡くなっています。 このような、生活習慣病を予防するための素材としても注目されているのが、アフリカマンゴノキです。 西アフリカや、インドといった亜熱帯地方に生息するアフリカマンゴノキには、体重を減少させたり、中止脂肪を分解させたりする効果があるとして話題を集めているんですね。 糖尿病予備軍からも注目されていますが、実はアフリカマンゴノキを信用しすぎると、逆効果になる恐れがあります。 そこで今回は、アフリカマンゴノキを生活習慣病の予防として信用しすぎると、危険な理由に着目しました。 生活習慣病の基礎知識についても解説しているので、健康に長生きしたい人はぜひ参考にしてみてください。
生活習慣病の原因
生活習慣病の原因として大きく挙げられているのは、喫煙と食生活です。 まず喫煙は、およそ4000種類以上の化学物質を体内に吸い込む行為となり、このうち200種類は体に大きな害を引き起こすことが判明しています。 特に注目したいニコチンに関しては、ゴキブリの殺虫剤としても使われている成分なんていわれているんですね。 また、国際がん研究機関が発表したデータをみると、喫煙と関連する癌は数多く挙げられていました。 日本人の3大死因と呼ばれている癌を、喫煙によって引き起こす可能性が高まります。 続いて食生活ですが、こちらは日本人の食事が欧米化されたことにより、肥満を引き起こしやすいことが挙げられます。 さらに、脂っこいファーストフードや、野菜の少ない肉中心の生活を送ることで、血液をドロドロにしてしまうリスクを高めるんですね。 生活習慣病として大きく挙げられる糖尿病は、まさに食生活によって引き起こされるといっても過言ではありません。
アフリカマンゴノキが生活習慣病に良いとされる理由
アフリカマンゴノキには、満腹中枢を刺激する「レプチン」と呼ばれるホルモンを、活性化させるとされています。 この効果により、暴飲暴食を予防することができるため、欧米化した食生活による肥満を改善することにつながるんですね。 また、アフリカマンゴノキを積極的に取り入れることで、脂肪をコントロールするシグナルとして知られる「アディポネクチン」の分泌量を、およそ2.6倍増加させることができます。 これによってインスリンの働きを良くし、糖尿病はもちろん、高血圧や動脈硬化の予防にも効果的だとされています。 しかし、これはあくまでサポート的な役割に過ぎません。 アフリカマンゴノキの、生活習慣病予防効果を信用して頼りすぎてしまうと、次のような結果に陥る可能性が高いんですね。
アフリカマンゴノキを信用しすぎると危険な理由
アフリカマンゴノキの効果は、医薬品のように劇的なものではありません。 ただの機能性表示食品となるため、これを薬のように頼ってしまうと、「アフリカマンゴノキ を取り入れているから大丈夫」といった、次のような隙ができてしまいがちです。
・過剰な食欲は抑えてくれるから、自分で調整しなくても大丈夫
・中性脂肪を分解してくれるから、食事制限しなくても平気
・健康やダイエットに効果があるから、運動は必要ない
このように自己管理能力が低下すると、ますます生活習慣病を引き起こすリスクが高まるんですね。 現に、アフリカマンゴノキに頼って生活していた人の口コミには、「油断して食べ過ぎてしまう」「逆に太ってしまった」といったケースが見受けられました。 生活習慣病を本気で防ぎたいと思っている人は、何かに頼るのではなく、自分自身の力で生活習慣を見直すことが大切です。
まとめ
今回は、生活習慣病を引き起こす原因や、アフリカマンゴノキを生活習慣病の予防として利用すると、危険な理由をご紹介しました。 健康に長生きしたいとお考えの方は、是非この機会に食生活や毎日の運動を見直してみてはいかがでしょうか。