アフリカマンゴノキが失敗している理由！ずさんな報告が裏目に出た！

: カテゴリー：アフリカマンゴノキ、エラグ酸、ダイエット、レプチン、体重減少、効果

アフリカマンゴノキは、嘘ばかりを貫いているいけなものだ。そんなイメージが近年では強くなってきている傾向にあります。もちろん、ずさんな内容の論文を見るとそれが如実があらわれているわけですが、それでも本当に宣伝の仕方を失敗しているな…と思わざるを得ません。ここでは、アフリカマンゴノキが失敗したその理由について考えます。ぜひ、参考にしてみてください。

一般的な痩せる成分について

痩せる、と謳われている成分は数多くあります。専ら、法律の関係上でハッキリと痩せると伝えることは難しいため、脂肪燃焼や体重減少に役立つとか、期待できる…という言い方をしないとなりませんが。さて、そんな痩せる成分といっても、実際にそんなに簡単な話ではありません。例えば、これを使えば○○になる…というものは大抵なりません。その理由としては、人によって違ったり、とある徹底した条件のもとで続けるという必要があるために、簡単にメーカーが狙っているような結果が出ないのは当然です。そのため、あくまで臨床データ的には○○になると出ているので、補助的に利用しましょう。ただ、大切なのは普段の生活である…ということをしっかりと伝えることが求められるのです。

アフリカマンゴノキの場合

アフリカマンゴノキは、痩せるという方向性で売り出されたものです。亜熱帯地域に自生している高木であるアフリカマンゴノキは、そこから摂取できる由来エラグ酸などに効果があると考えられています。レプチンの分泌量を増やしたり、ダイエットに効果があると言われている効果が期待できるなど、いろいろと健康効果に役立ちそうなイメージを持っています。しかし、ここでアフリカマンゴノキが大失敗したのが、控えめな効果を謳えば良かった、ということです。

やり過ぎた

痩せるといわれている成分は、確かに日本中、世界中に数多く存在しています。中でも、効果がないのに無理矢理痩せると謳って高額な金額を得た…というサプリメント会社が摘発されるなど、人間の痩せた欲というのは尽きることがありません。しかし、前述したように大切なことは痩せるのではなく、痩せる体づくりができる補助的な役割があるかもしれない、というところにとどめておくところです。それを、必ず痩せる、さらに劇的に痩せるという謳い文句を使うとマイナスプロモーションであることに気がつくことができなかったのです。

ずさん過ぎる結果

例えば、アフリカマンゴノキについていえば体重減少が著し過ぎるという問題点がありました。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を3mg、毎日のように摂取した群が8週間で6kgも減量したということを論文で伝えてしまっているのです。その後、名のある人間がブログなどで13kgも減量したとか伝えたり、そういった意味でもかなり見た目にはセンセーショナルな結果です。どちらかというと、体脂肪率だったり、LDLコレステロールなどに注目すべきですが、それらは後づけで出されてきたもの。ひとまず、一般消費者にとってみれば激しい体重減少であった方が見た目がいいわけです。しかし、そんなに世の中はうまくいきません。さらに今の時代、怪しい広告などをたくさん出しているメーカーもありますし、劇的な痩せ方はリテラシーがある方が見ればおかしい…と即座にわかってしまうものになっているのです。結果、アフリカマンゴノキは流行ることはなく、今は口コミもあまりない状態です。結果、びっくりさせて売りたいと思った施策が裏目に出てしまったのです。