アフリカマンゴノキはダイエットに挫折する！？痩せたい人が飲んではいけない理由を大公開

食べなければ痩せるとわかっていても、ついつい食べ過ぎてしまう。

運動すればカロリーを消費できるが、なかなか続かない。

こんなダイエットに挫折しがちな人たちから、とても期待されているのがダイエット素材として日本に上陸した「アフリカマンゴノキ」です。

アフリカマンゴノキには、

・食欲を抑える効果
・中性脂肪の分解を促進する効果

この2つが期待されています。

これが本当なのであれば、今までのような我慢の多いダイエットをする必要がありません。

飲むだけで食べたい欲求を抑えることができるし、運動をしなくても効率よく中性脂肪を分解してくれることになります。

しかし、アフリカマンゴノキでダイエットを始めた人の口コミをみると、従来までのダイエット法と同じように挫折する人が急増しているんですね。

なぜ我慢をしないダイエットなのに挫折する人が増えているのか、とても気になりませんか？

そこで今回は、アフリカマンゴノキでダイエットを挫折してしまう理由をわかりやすく解説します！

アフリカマンゴノキが飲むだけで痩せると噂される理由

アフリカマンゴノキは、体内に存在する善玉ホルモン「アディポネクチン」の分泌量を、およそ2.6倍増やすことが判明しています。

アディポネクチンは、同じく善玉ホルモンとして知られているレプチンの働きを活性化させる役割を果たすため、分泌量が増えることで、以下のような効果をもたらしてくれるんですね。

・満腹中枢を刺激して食べ過ぎを抑える
・中性脂肪を分解してエネルギーにする

つまり、満腹中枢を刺激すれば、肥満の原因である食べ過ぎを防ぐことができます。

また、中性脂肪を分解してエネルギー源に変換してくれれば、無理な運動をする必要もなくなるんです。

このような理由から、アフリカマンゴノキは飲むだけで痩せると噂されるようになりました。

上記でご紹介したようなダイエット効果が期待できるのであれば、確かに飲むだけで痩せることができそうですよね。

それなのに、アフリカマンゴノキを試しても痩せない人やダイエットに挫折する人が増えている理由は一体なんなのでしょうか。

その答えは、とても簡単です。

まず、食欲を抑える効果ですが、こちらは日本人に対してあまり効果がない可能性があります。

アフリカマンゴノキは、もともとアフリカやアメリカといった海外で人気を集めた成分で、日本人の体質に合致していないかも知れないんです。

実際に、アフリカマンゴノキが痩せると紹介されているネット上のサイトをみても、「過剰な食欲を抑制する」と記載されています。

つまり、通常の食欲を抑えるのが難しいため、日ごろからかなり食べている人でないかぎり、食欲を抑える効果が実感できない可能性も高いんですね。

さらに、中性脂肪をエネルギー源に変化する効果ですが、こちらもどの程度なのか疑問が残ります。

なぜなら、アフリカマンゴノキの臨床試験結果をみると、かなり信憑性が低いからです。

実際に行われた臨床試験データには、8週間で体重変化−6.2kg。
ウエスト周囲変化量は、− 2.3cm。

このように表記されています。

この数字は日本で販売されている、特定保健用食品をはるかに上回るものです。

トクホにも認定されていない機能性表示食品であるアフリカマンゴノキに、これだけの効果があるなんて考えにくいですよね。

実際に、アフリカマンゴノキを試した人の口コミを見ても、上記のような効果を実感できた人はほとんどいませんでした。

逆に、飲むだけで痩せられると過度な期待を寄せてしまい、結果的に暴飲暴食につながった方も少なくありません。

これがいわゆる、アフリカマンゴノキで痩せなかった人や挫折した人が急増している原因ですね。

ダイエットを成功させるための努力は、決して簡単ではありません。

一定の期間は我慢しなければいけませんし、ダイエットに成功した後も維持するための努力を続ける必要があります。

しかし、頑張っていれば確実に結果を出すことが可能です！

本当にダイエットを成功させたいのなら、アフリカマンゴノキで楽して痩せられるなんて考えず、地道にダイエットすることをおすすめします。