「アフリカマンゴノキ」でダイエット効果抜群は嘘!?過剰な期待は禁物の理由!

カテゴリー:アフリカマンゴノキダイエット効果口コミ日本

アメリカで一大ブームとなったダイエットサプリの成分が、アフリカマンゴノキです。

劇的なダイエット効果が期待され、日本に上陸すると大きな話題になりました。

食事制限や運動といったダイエットが苦手な人にとっては、アフリカマンゴノキのダイエット効果がとても気になるところですよね。

しかし、アフリカマンゴノキが日本国内で流通するようになってから、専門家たちの間では「過剰な期待は禁物!」と、厳しい声も挙がっています。

そこで今回は、なぜアフリカマンゴノキのダイエット効果に過剰な期待は禁物なのか、その理由についてわかりやすくご紹介します!

アフリカマンゴノキが欧米で話題になった理由

アフリカマンゴノキを主要成分として配合したサプリメントが、アメリカで年間250万個売れる大ヒットになりました。

これだけ大きな話題を集めた理由は、アフリカマンゴノキに3つのダイエット効果と、女性に嬉しい美容効果も期待できると紹介されたからなんです。

3つのダイエット効果

まず1つ目は、満腹中枢に働きかけて食欲を抑える効果です。

満腹中枢を刺激するためのホルモンは、レプチンと呼ばれています。

このレプチンが正常に働けば食べ過ぎを防止することができるのですが、太っている人は、レプチンの働きが弱くなってしまうんですね。

そこで注目されたのが、アフリカマンゴノキのアディポネクチンの分泌量を2.6倍増加させる効果です。

アディポネクチンの分泌量が増加すれば、レプチンの働きを活性化することにつながります。

この効果によって、レプチンが正常に働くようになり、食欲を抑えられるようになるんです。

そして2つ目は、脂肪の蓄積を解消する効果です。

アフリカマンゴノキには、中性脂肪の分解を促進する効果があるといわれています。

具体的には、中性脂肪の分解を促すことによって、脂肪酸というエネルギー源に変えていくんですね。

この効果により、体の内側から燃焼しやすい状態へと導いていきます。

最後3つ目は、急激な血糖値の上昇を抑えるというものです。

アフリカマンゴノキは、消化酵素であるアミラーゼを阻害する働きがあります。

この働きにより、食後の急激な血糖値の上昇を抑えることができるので、太りやすい状態を予防することができるんです。

若返りホルモンによる美容効果も

年齢を重ねていくと、どうしても基礎代謝が低下してしまいます。

すると、太りやすい状態に陥るだけでなく、肌の再生能力も衰えていくんですね。

しかし、アフリカマンゴノキには、若返りホルモンであるアディポネクチンの分泌量を2.6倍増加させるため、代謝を向上させてくれます。

この効果によって、若い頃の燃焼しやすい体質を取り戻すだけではなく、肌の再生能力の活性化にもつながります。

アフリカマンゴノキはなぜ過剰な期待は禁物?

上記でご紹介したようなダイエット効果が期待できるのであれば、アフリカマンゴノキは健康と美容の救世主のような存在ですよね。

しかし、専門家たちのあいだで厳しい意見が挙げられてしまうのは、科学的根拠に明らかな問題点があるからなんです。

まず、アフリカマンゴノキの臨床試験データをみると、

・BMI
・腹囲
・体脂肪率

この3つの評価はきちんとなされたことがわかります。

しかし、トクホを認定するにあたって重要な項目となる「腹部脂肪面積」の評価がありません。

つまり、この状態ではトクホとして認可することができないのです。

さらに、アフリカマンゴノキの臨床試験データでは、劇的な効果が報告されています。

わずか8週間の間で、体重は6.2kgも減少しているんです。

8週間で6キロ以上落とすためには、約4週間で21,000kcal消費する必要がありますし、これを1日に換算すると700kcalのエネルギー消費が必要です。

これを全てアフリカマンゴノキの力で消費できるなんて、信じがたいとは思いませんか。

真実であれば、ノーベル賞を受賞していてもおかしくありません。

まとめ

今回は、アフリカマンゴノキに過剰なダイエット効果は禁物な理由についてご紹介しました。

アフリカマンゴノキでダイエットを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。