アフリカマンゴノキ由来エラグ酸のダイエットが失敗する最大の理由を大公開！　　

: カテゴリー：アフリカマンゴノキ、エラグ酸、ダイエット、レプチン、体重減少、効果

「痩せたいのに食べるのが止められない」「運動するダイエットが続かない」こんなダイエットが長続きしない人たちから注目されたのが、米国で一大ブームを巻き起こした「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」です。日本に上陸してからも、ダイエットサプリの主要成分としてたびたび話題を集めていますが、実は良い情報ばかりではありません。実際に試した人の口コミをみると、

・試したけど痩せなかった

・何も変化がなかった

このような感想が圧倒的に多いのも、事実なんですね。そこで今回は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸のダイエットが失敗する最大の理由に注目しました。痩せられない理由を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸はなぜ痩せない？

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、

・食欲を抑える効果

・中性脂肪の分解を促進する効果

この2つのダイエット作用が期待されています。その証に、ダイエット先進国であるアメリカでは、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を含むサプリが、年間で250万個も売れたんですね。しかし、日本でアフリカマンゴノキ由来エラグ酸を試した人の口コミは、決して評判の良いものではありません。なぜなら、「食欲を抑える効果」に期待はずれの声が続出したからなんですね。そもそも、人間の食べたい欲求は脳からの指令によるものです。胃に食べ物がない状態に陥ると、摂食中枢が働いて空腹を感じさせます。これにより食べたい衝動に駆られるのですが、今度は逆にお腹いっぱいになると、満腹中枢が動いて満腹を感じさせるんですね。この満腹中枢を刺激するのに必要不可欠なのが善玉ホルモンである「レプチン」です。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、レプチンを活性化させるサポート効果があるとして、食欲を抑える効果が期待されています。しかし、脳科学を研究する専門家のあいだで常識となっているのが、人間が食べ物を欲する要求には、報酬系として知られる「側坐核」が関連しているということ。つまり、満腹中枢を刺激したとしても、食べることに喜びを感じる報酬系の脳の働きを止めることができないため、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸に頼っても好きな食べ物を止めることができません。したがって、食べることに喜びを感じる人は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の「食欲を抑える効果」に、高いダイエット作用が感じられないんですね。これが、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸のダイエットが失敗する、最大の理由として挙げられます。さらに、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、ダイエット効果を実証する科学的根拠に、不可解な点もあるんですよ。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の不可解な科学的根拠とは？

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は、ダイエット効果を証明する臨床試験データにて、わずか8週間で体重が6.2キロ減少すると公表しています。しかし、これだけの体重減少効果をエラグ酸のみで証明するのはかなり無理があるんですね。なぜなら、エラグ酸は果物にも豊富に含まれているからです。例えば、エラグ酸が豊富に含まれる果物として有名なのがイチゴですが、およそ半パック食べると、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の臨床試験データと同じ3mgに該当します。つまり、イチゴ半パックを毎日食べていれば、8週間で体重が6kg以上減少することになるんです。もしこれが本当なら、日本でイチゴダイエットが大ブームになっているとは思いませんか？また、イチゴを日頃から食べる機会が多いイチゴ農家の人は、肥満になる確率が極めて低いことになります。これを考えていただくとわかるように、エラグ酸だけでここまでのダイエット効果を証明するのは、非常に不可解なんですね。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の科学的根拠は、かなり質が悪い可能性も考えられます。

まとめ

今回は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸のダイエットが失敗する最大の理由を解説しました。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸に対し、過剰なダイエット効果を期待している人は、ぜひ今回ご紹介した内容を頭の片隅に入れておいてくださいね。なお、食べる欲求がなかなか止められない人は、食べ物以外で得られる喜びをみつけるのも1つの方法でしょう。時間を忘れるほど熱中できる趣味があると、食べ物への執着心が薄れるかもしれませんよ！