冬太りにアフリカマンゴノキダイエットはNG!失敗する確率が高い理由とは?

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「冬になると、毎年体重が増えてしまう・・」 こんな悩みを抱えている人って、ものすごく多いんですよね。 そんな冬太りを解消するために、多くの女性から注目を集めているのが、米国から上陸したダイエット素材の「アフリカマンゴノキ」です。 食べ過ぎを抑えることができ、なおかつ中性脂肪の分解を促してくれる効果があると、かなり期待されているんですね。 しかし、冬太りを解消するためにアフリカマンゴノキを使ってダイエットを始めようと思っているのなら、残念ながら失敗する可能性が高いしれません。 そこで今回の記事では、

・冬太りの原因

・冬太り解消にアフリカマンゴノキが適さない理由

この2点を中心にご紹介します!

 

冬太りの原因とは?

冬になると体重が増えてしまったり、お腹周りに脂肪がつきやすくなったりするのは、次の2つの原因が考えられます。

・度重なるイベントでの暴飲暴食

冬といえば、クリスマスや年末年始といった一大イベントが目白押しですよね。 さらに社会人となれば、忘年会や新年会といった飲み会も増えるでしょう。 1年の中で最もイベントが多く、外食する機会も増えるのが特徴的です。 楽しい気持ちと、美味しいお酒によって食欲が増し、自分でも気がつかない間に食べ過ぎてしまう人も多いでしょう。

・低気温による基礎代謝の低下

冬は、外気温が一気に低下し、体温を奪われがちです。 通常よりも体温が低くなると、それだけで基礎代謝が低下するため、何もしなくても消費するカロリーが少なくなってしまうんですね。 さらに、低気温の日々が続くと、外に出かけるのが億劫に感じてしまい、家でゴロゴロとしてしまう人も少なくありません。 慢性的な運動不足に陥って脂肪が燃焼されなくなり、さらに退屈な時間をしのぐために間食を続けていると、摂取カロリーが大きく上回り、体重が増加します。

 

冬太り解消にアフリカマンゴノキが適さない理由

アフリカマンゴノキには、次の2つの特徴があります。

・満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ

・中性脂肪の分解を促して脂肪酸に変換する

まず、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ効果ですが、こちらは満腹中枢刺激ホルモンであるレプチンを、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の力により、サポートできるからです。 レプチンの働きを活性化させるアディポネクチンの分泌量を、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸はおよそ2.6倍まで増加させます。 そして中性脂肪の分解を促して、エネルギー源である脂肪酸に変換する効果ですが、こちらもアディポネクチンによるものです。 肥満傾向にある人は、アディポネクチンを効率よく産生することができず、脂肪が分解されにくい状態をつくります。 しかし、アフリカマンゴノキによって分泌量が増えると、脂肪が分解されやすくなり、エネルギー源として消費することができるからです。 これだけみれば、アフリカマンゴノキは冬太り解消に最適な素材だと感じるかもしれません。 ですが、これはあくまでアフリカマンゴノキを摂取した際のメカニズムを紹介しているだけで、このような効果が「目に見えて実感できる」と、断言しているわけではありません。 さらに、運動不足や気温によって基礎代謝が著しく低下している状態では、「摂取カロリーを抑える」または「運動して消費カロリーを増やす」といった方法を取り入れる以外に、痩せる術はないのです。 したがって、度重なるイベントによる暴飲暴食や、運動不足による冬太りには、アフリカマンゴノキを試しても逆効果になってしまう可能性が高いんですよ。 「アフリカマンゴノキがあるから安心」 こんな気持ちでいると、いつも以上に体重が増加したり、お腹周りのサイズが変化したりしてしまうかもしれません。

 

まとめ

今回は、冬太りの原因や、アフリカマンゴノキがなぜダイエットに役立たないのかについて、ご紹介しました。 冬太りを予防したいのであれば、消費カロリーの大きい有酸素運動を取り入れたり、基礎代謝の向上目的でヨガを取り入れたりするのが効果的です。 ぜひ参考にしてみてください。