アフリカマンゴノキはまだ危ない？副作用はあるので注意しよう！
アフリカマンゴノキは痩せる、そして安全。こういった情報が少しずつ増えてきています。当初、アメリカで痩せる成分としてサプリメントに配合され大ヒットしたアフリカマンゴノキ。 その効果と売上を期待し、日本国内にも数多くのアフリカマンゴノキ成分を配合したサプリメントが売られるようになりました。しかし、本当にこの効果を信じ、さらには安全性を認めていいのでしょうか。 ここでは、まだまだアフリカマンゴノキを信じてはいけない理由を紹介します。
アフリカマンゴノキは痩せると絶賛
アフリカマンゴノキが注目されている理由のひとつが、とにかく“痩せる”ということ。 これを摂取することでレプチンという食欲を抑制するホルモンの分泌量が活性化するなど、ダイエットに嬉しい効果が期待できると言われ話題となっています。 また、アディポネクチンがそのレプチン活性化の鍵を握っているのですが、さらにそれによって中性脂肪が下がったり糖の吸収が抑えられるなど、食欲抑制に加えて痩せやすい体になる…というのもウリとなっています。 しっかりと論文やメーカーの調査で評価されているとされ、アフリカマンゴノキや痩せる奇跡の成分として話題となっているのです。
副作用はほとんど無いとされている？
さて、そんなアフリカマンゴノキが痩せるという真実については後述しますが、気になるのは副作用です。 もし、アフリカマンゴノキを摂取して深刻なダメージを体に負ってしまってはダイエットどころではありません。 まず、このアフリカマンゴノキなのですが消費者庁のHPに「副作用は心配要らない」というような旨の文章が掲載されているようです。 アフリカマンゴノキの摂取目安量は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸3mgと言われておりそれを米国や韓国など、数多くの人が摂取しているが大きな健康被害は報告されていない、とされています。 確かに、テレビのニュースやネットでアフリカマンゴノキを摂取して生死をさまよった…という報告はありません、そう考えると、アフリカマンゴノキは安全な食品と考えていいのでしょうか。
副作用はある
しかし、アフリカマンゴノキは絶対確実に安心というわけではありません。副作用はあるのです。例えば、アフリカマンゴノキを摂取して起こるとされている副作用は、「頭痛」「腹痛」「吐き気」「不眠」です。これらは数日で治まるので安心しよう、と言われていますが、安心できるはずがありません。 さらに、誰がどういった状況でこれらの副作用を数日でおさめた研究をしたのかも不明。こういったアフリカマンゴノキのデメリット部分は覆い隠され、見えなくされているのです。
効果が逆効果に？
例えば、アディポネクチンの分泌量が増えるというアフリカマンゴノキですが、血糖値を下げることに繋がります。 そもそも、血糖値が急に下がると具合が悪くなることもありますし、体の状態によっては悪影響を与えることになります。 さらに、吐き気が出てくるのは普段の食生活などがかわりびっくりするから…という本当に信憑性の薄い情報までが拡散されています。 かりに、何らかの成分を摂取して頭痛と吐き気をもよおした時、あなたは安全な食品だと直感で感じるでしょうか。アフリカマンゴノキは、絶対に正しいと言えるものではないのです。
減量が本当なら危険
さらにアフリカマンゴノキの重要なポイントである、「痩せる」というところですが、研究報告によると8週間で8kgも減るそうです。 もし、摂取しているだけでそこまで痩せるとしたら危険でしょう。 あなたがとある食品を摂取し、生活を変化させないのに今の体重から8kgも痩せたら不安で病院で精密検査を受けようとすら思うでしょう。 アフリカマンゴノキに関する情報はまだまだ信憑性は薄く、信じきることはできません。本当の情報が出るまで、摂取は控えるようにしましょう。
