【注目】アフリカマンゴノキダイエットは痩せない！本気で減量したい人は糖質制限ダイエットを始めよう

: カテゴリー：アディポネクチン、アフリカマンゴノキ、エラグ酸、ダイエット、レプチン、体重減少、効果

「年末年始に食べ過ぎてお腹が出てしまった」「連休中にゴロゴロしていたら太った」このような典型的な冬太りで、ダイエットを決意する人も多いのではないでしょうか。そこで、ダイエット初心者から注目を集めるのが、食事制限や運動が要らない「アフリカマンゴノキダイエット」です。アメリカで一大ブームを巻き起こしたダイエットの新素材となっており、日本でもあらゆるダイエットサプリに配合されているんですよ。しかし、結論からお話しすると、アフリカマンゴノキダイエットが成功した日本人は、ほんのわずかです。ほとんどの人は、ダイエットに失敗したり、リバウンドしたりしてしまい、後悔する結果に終わっているんですね。そこで今回は、アフリカマンゴノキダイエットがなぜ痩せないのかに着目し、本気で減量したい人におすすめの「糖質制限ダイエット」についてご紹介します！

アフリカマンゴノキダイエットが痩せない理由とは

肥満大国として知られている米国で、大流行したのがアフリカマンゴノキダイエットです。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を主成分に配合したダイエットサプリは、年間で250万個の大ヒットとなりました。しかし、アフリカマンゴノキが日本に上陸してから数年が経過しましたが、そこまで高い人気を集めていないのが実情です。なぜ、米国で流行したダイエットが日本で大ブームを巻き起こさないのかというと、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の食欲抑制効果を実感できない人が多いからです。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、満腹中枢刺激ホルモンとして働くレプチンを、サポートする力があります。具体的にお話しすると、レプチンの活性化を力強くサポートするアディポネクチンの分泌量を、2.6倍増加させることが判明しているんです。また、アディポネクチンの分泌量が増えて、レプチンが活性化されることにより、中性脂肪の分解を促すともいわれています。しかしながら、満腹中枢刺激ホルモンであるレプチンを活性化させたとしても、もともと欧米人ほど食べる習慣がない日本人にとっては、さほど高い効果を生みません。したがって、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の効果で、高いダイエット効果を得られる人が少ないんですね。また、中性脂肪の分解を促す効果にしても、劇的なダイエット効果にはつながりません。つまり、中肉中背の体型が目立つ日本人のダイエットに、アフリカマンゴノキは適さない可能性があります。

本気で減量したいなら糖質制限ダイエットの方が効果的！

日本人は、糖質が多く含まれるお米を主食として好む傾向があります。そのため、糖質の過剰摂取により肥満傾向に陥る可能性が非常に高いんですね。なぜ糖質によって太りやすくなるのかというと、体内に糖分を摂取することで、血糖値を上昇させてしまうからです。血糖値が上昇すると、インスリンが分泌され、グリコーゲンと呼ばれる物質に変化します。グリコーゲンは、体内に少量しか蓄積することができないため、余った分を体脂肪に変えてしまうんですね。つまり、糖分の過剰摂取が太りやすい環境を作り出し、体重を増加させることにつながります。この状態を阻止するためには、数年前から流行している糖質制限ダイエットに取り組むのが、有効です。ただし、糖質を全てカットしてしまうと体調を崩しやすくなります。そこで推奨したいのが、主食である米やパンは消費しやすい午前中に摂取し、午後は野菜や肉を中心とした食事にすることです。これなら余分な糖質の摂取を極力抑えながら、体に負担をかけにくい糖質制限ダイエットが始められます！また、主食を野菜に変えることで腹持ちが悪くなるため、できるだけゆっくりと噛むように心がけてくださいね。