アフリカマンゴノキで痩せると思ったら大間違い!?信用できない3つの理由があった

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WHOが発表している日本の肥満率は、世界的にみて、とても低いことをご存知でしょうか。

ランキングにすると、世界189カ国中で日本は166位です。

つまり、他の国と比較すると太っている人が少ないことになります。

しかし、日本人の食生活が欧米化されたことで、肥満率も年々増加傾向にあるんですね。

そこで、痩せたい人たちから高い注目を集めているのが、アメリカで話題を集めたダイエット素材「アフリカマンゴノキ」です。

世界的に有名な素材なら、ダイエットに最適だと考える人も増えています。

しかし、残念ながらアフリカマンゴノキには、ダイエット素材として信用できない3つの理由があるんです。

そこで今回は、アフリカマンゴノキをおすすめできない理由をわかりやすくお伝えします!

アフリカマンゴノキ の信用できない3つの理由とは?

そもそもアフリカマンゴノキは、古くからアフリカ各地で使われてきた素材です。

現地で使われてきた主な理由は、以下の2つになります。

・体重を減少させる
・過剰な食欲を抑える

この評判がアフリカから米国へと広まり、ダイエットの新素材としてサプリメントに配合されると、なんと年間で250万個も売れるヒット商品になったんです。

しかし、アフリカマンゴノキが日本に上陸してしばらく経ちますが、いまだに特定保健用食品としての認可がおりていません。

なぜなら、臨床試験データに不足している点があったからです。

ではこの点も含めて、信用できない3つの理由を以下で一つ一つ解説していきますね。

腹部脂肪面積のデータがない

アフリカマンゴノキの臨床試験データには、BMI(体重)・腹囲・体脂肪率の3つの試験結果があります。

しかし、特定保健用食品の認可に必要な腹部脂肪面積の試験が行われていないため、データがありません。

これにより、消費者庁に届け出すると表示可能な「機能性表示食品」としては認められますが、厳正な審査を通過した特定保健用食品としては認められないのです。

ノーベル賞ものの劇的な効果

アフリカマンゴノキの臨床試験データには、以下のような報告があります。

・8週間で体重変化−6.2kg
・8週間でウエスト周囲変化量−2.3cm

特定保健用食品のデータは、主に12週間で計測されていますが、ここまで劇的な数字は出ていません。

トクホのお茶によく配合されている「ウーロン茶重合ポリフェノール」ですら、12週間で体重は−1.1kg。
ウエスト周囲変化量も−1.2cmです。

比較するとよくわかりますが、本当に8週間でこれだけの効果を発揮するのなら、ノーベル賞を受賞していてもおかしくないのです。

しかし、今の時点でアフリカマンゴノキがノーベル賞を受賞したニュースは見かけませんし、話題にもなっていません。

日本人に対する臨床試験が公開されていない

アフリカマンゴノキは、臨床試験がカメルーン人を対象に行われました。

残念ながら、日本人を対象に行われた試験データは公開されていません。

さらに、本来であれば海外で行われた臨床試験は、日本人に対する効果を考慮する必要があるのですが、こちらに対しても一切表記されていないんです。

これを考えても、アフリカマンゴノキが日本人にも効果があると言い切れないことがわかります。

まとめ

今回は、アフリカマンゴノキで痩せるとは断言できない決定的な3つの理由をご紹介しました。

上記の信用できない理由を見ていただければ、専門家たちの間で賛否両論を巻き起こしている理由も理解いただけると思います。

もちろん、アフリカマンゴノキがダイエット素材として100%効果がないとはいいません。

しかし、信憑性に欠ける根拠があることをしっかりと理解した上で検討することをおすすめします。