アフリカマンゴノキが主婦のダイエットに向かない理由とは?

カテゴリー:アフリカマンゴノキダイエットレプチン効果

 

年齢を重ねていくと、太りやすくなりますよね。

子育て・家事・仕事をこなす忙しい主婦であっても、「体を動かしているのになかなか痩せない・・」と、感じる方が多いのではないでしょうか。そんな、痩せたくても痩せられない主婦たちの間で注目されているのが、米国で大ブームを巻き起こしたダイエット素材「アフリカマンゴノキ」です!

飲むだけで痩せられる気軽さが、忙しい主婦にとって最適なダイエット素材のように感じてしまいますよね。 しかし、アフリカマンゴノキを使ってダイエットに挑戦した主婦の大半が、実は失敗に終わっているんです。

そこで今回の記事では、アフリカマンゴノキが主婦のダイエットに向かない理由をご紹介します!

 

「アフリカマンゴノキ」が人気を集めた理由

ダイエットの新素材「アフリカマンゴノキ」が人気を集めた理由は、米国で大ヒットしたからです。

北米の健康情報番組でも紹介されたことから、ダイエットと同時に健康効果も得られると話題になったんですね。 このようなメディア効果もあり、アフリカマンゴノキを主要成分として取り入れたサプリメントは、米国で年間250万個も売れました。

当時は1つの企業が独占販売していたこともあり、日本では馴染みのなかったダイエット素材です。 しかし、2011年以降にアフリカマンゴノキを配合した商品が数多く販売されるようになったのをきっかけに、日本でも話題となりました。

 

アフリカマンゴノキのダイエット効果

アフリカマンゴノキのダイエット効果は、以下の2つが挙げられます。

 

・食欲を抑えて食べ過ぎを防ぐ

・中性脂肪の分解を促して痩せやすい状態を作る

 

まず、食欲を抑えて食べ過ぎを防ぐ効果ですが、これは満腹中枢を刺激するホルモン「レプチン」を活性化できるからです。

肥満傾向の人はレプチンが脳に伝達されにくい状態となっているため、なかなかお腹いっぱいであることを実感できません。しかし、アフリカマンゴノキを飲むことによってレプチンが活性化されると、「お腹いっぱいである」といった合図が脳に伝達されやすくなり、食べ過ぎを防ぐことにつながるんですね。

続いて、中性脂肪の分解を促して痩せやすい状態を作る効果ですが、こちらもレプチンの活性化によって促進されます。

太っている人は上手に脂肪が分解されず、エネルギーの貯蔵庫として知られている脂肪細胞にどんどん蓄積されていきます。 ところが、アフリカマンゴノキによってレプチンが活発に活動できる環境を作ると、脂肪細胞の多くを占める中性脂肪を分解してくれるんです。その結果、脂肪を効率よく燃焼して痩せやすくする効果が得られるというわけです。

 

アフリカマンゴノキが主婦のダイエットに向かない理由

上記でご紹介した2つのダイエット効果をみると、運動も食事制限も必要ないため、忙しい主婦にとっては最適なダイエット法に感じます。 しかし、アフリカマンゴノキを実際に試した多くの主婦は、痩せることができませんでした。

その大きな理由は、レプチンの活性化のみで大きなダイエット効果が得られないからです。 満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐとありますが、忙しい主婦は早食いの傾向にあります。

満腹中枢が刺激される前に食べ終わってしまえば、食べ過ぎを防ぐ効果なんて実感できなくて当然です。また、暴飲暴食が目立つ欧米人であれば満腹中枢を刺激することで痩せられるかもしれませんが、日本人はもともと少食です。

食べ過ぎて太っているというよりは、偏った食生活や運動不足により太りやすくなっている可能性が高いため、想像しているようなダイエット効果は実感しにくいでしょう。 さらに、中性脂肪の分解を促す効果に至っては、もともと高い信頼性があるものではありません。 なぜなら、アフリカマンゴノキは「中性脂肪の分解を促す」とはっきり明記できるトクホ食品ではなく、ただの機能性食品だからです。

 

まとめ

今回は、アフリカマンゴノキが主婦のダイエットに向かない理由をご紹介しました。 アフリカマンゴノキは、主婦に限らず本気でダイエットしたいと考えている方に、自信を持っておすすめできる素材ではありません。

年々痩せにくくなってしまった体を、家事や育児の合間に解消したいのであれば、まずは今日から始められる簡単な運動を取り入れてみてください。運動によって筋肉が強化されれば、代謝が向上して、太りにくい体を手に入れることができますよ!