アフリカマンゴノキは今の時代に合わない？効果無しの口コミを考える！

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痩せると話題になっているアフリカマンゴノキ。これを摂取するだけで体重がしっかりと落ちる…ということで大きな話題になっています。しかし、さまざまな口コミをみると「痩せない」とか「効果がない」というものを見かけます。アフリカマンゴノキは本当に痩せる効果があるのでしょうか。ここでは、アフリカマンゴノキの効果について考えていきたいうと思います。

アフリカマンゴノキは痩せる？

アフリカマンゴノキは痩せるのか？誰もがそんな疑問を抱いていると思います。確かに、アフリカマンゴノキは痩せ効果が高いという噂でサプリメントとして日本に到来し、ダイエットの強い味方とさまざまな場所で話題になった成分です。数年前に入ってきた頃はメディアでも多く取り上げられましたし、今も一部のメディアで注目される存在となっているようです。しかし、その口コミをチェックしてみるとさほど痩せないというものが多く、正直見かけ倒し…という内容が目立ちます。なぜ、痩せるといって入ってきたのにも関わらずここまで効果がないのでしょうか。

アフリカマンゴノキは食欲抑制？

アフリカマンゴノキが痩せると話題になった理由にひとつが、アディポネクチンなどによる食欲抑制効果です。アディポネクチンの分泌量が多くなることにより食欲に関係するホルモン「レプチン」が活性化し、食欲抑制が起こるとされています。肥満の原因は体質にもよりますが、やはりもっとも大きな理由は食事を食べ過ぎていることです。そういった意味では、食欲抑制に繋がるとあれば大きな成果を上げることは大抵理解できるでしょう。さらに、このアフリカマンゴノキが痩せると話題になるための報告論文の中には、アフリカマンゴノキ抽出エラグ酸を3mg摂取し続けた群が6kgも減量した…と示唆されているのでその効果は絶大。こういった報告があるからこそ、アフリカマンゴノキは有名になったのです。

今の時代どうか？

さて、そもそも8週間にアフリカマンゴノキだけを摂取して6kgも減量できるという話すら疑わしい部分ですが、さらに問題視すべきはさほど今の時代には効果がない、ということかもしれません。本当にアディポネクチンもレプチンも分泌されることがない、というのであれば間違いなくこれは詐欺です。しかし、さすがに何の効果もないものを国が信じるとは考えられませんので、百歩譲って効果があるかもしれない…という過程で話を続けます。アフリカマンゴノキが入ったサプリメントを摂取してみた、という体験記事なども多く出ていますが、それらはことごとく効果がないことを示唆しています。さらに、できるだけいつもの食事より太りそうなもの…というものを試した結果太ってしまったという事例もあります。さて、ここで疑問に思っている方もいるでしょう。本来、食欲抑制に働くアフリカマンゴノキであれば、普段より太りそうなカロリーが高い食事を食べたいと思わなくなるはずではないでしょうか。それなのに、逆にどか食いできるということは矛盾していると考えられます。さらに、アディポネクチンは糖質や炭水化物の吸収を穏やかにし、太りにくい体質に導いてくれるとも示唆されています。全くそれらが効果を発揮していない…というのはどういうことなのでしょうか。さらに、アフリカマンゴノキは古くから亜熱帯地帯摂取されてきました。しかし、当時と違って今はさまざまな脳を刺激する美味しい食品がたくさんあります。そもそも、食欲抑制ホルモンが正常であれば何もしなくても食べ過ぎることはありません。つまり、アフリカマンゴノキで仮にレプチンが活性化してもほとんど今の時代は意味がない、ということなのです。