アフリカマンゴノキ由来エラグ酸でポッチャリは解消しない!痩せない3つの理由を解説
日本人女性が理想とする体型は、モデルのようなスレンダーな体型です。 これを実現させようと、ぽっちゃり体型をスリムな体型に変化させるため、日々ダイエットを頑張っている方も多いでしょう。 そんな、ぽっちゃり女子のダイエット法として注目を集めているのが、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸です。 アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、食べ過ぎを抑えて、中性脂肪を分解する効果が期待されているんですね。 しかし残念ながら、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を飲み続けても、ぽっちゃりを解消するのは難しいかもしれません。 なぜなら、楽に痩せられない3つの理由があるからなんですよ。 そこで今回は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸でぽっちゃりが解消できない理由を、ご紹介します。
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸で痩せない3つの理由
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は、インドに生息する常緑高木です。 マンゴーに似た果実の実や種子には、食欲を抑制させる効果が期待できるといわれています。 これを実証するべく、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、カメルーン人を被験者とした臨床試験データがあります。 しかし、この臨床試験データを読み解いていくと、ぽっちゃり女子が痩せない3つの理由が判明したんです。
・痩せない理由1「信憑性の低い体重減少効果」
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は、臨床試験データにて、8週間摂取したところ体重が6.2kg減少したと報告されています。 しかし、たった2ヶ月で6kg以上の体重を減少させるためには、1ヵ月で21,000kcal消費しなくてはいけません。 イチゴやパイナップルにも含まれているエラグ酸のみで、これだけの消費カロリー効果を期待できると思いますか? これが本当なら、日ごろからイチゴやパイナップルを好んで食べている人は、太らないことになりますよね。 つまり、臨床試験データで公表されている過剰な体重減少効果は、少なくても日本人に対して実現するのが難しい可能性があります。
・痩せない理由2「腹部脂肪面積が項目にない」
日本人の食生活が欧米化したことにより、メタボリックシンドロームを引き起こす可能性は年々高まっています。 そこで、トクホに認定されている成分はすべて、臨床的意義上で最も重要な、メタボの診断基準ともなる「腹部脂肪面積」の評価がなされています。 一方、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸の臨床試験データの項目を見ると、なんと腹部脂肪面積がありません。 つまり、体重変化量やウエスト周囲変化量の評価はしっかりとなされているのにかかわらず、腹部脂肪面積の評価をあえてしていない可能性が高いんですね。 これでは、本当にダイエット効果の期待できる素材とはいえないでしょう。
・痩せない理由3「被験者はカメルーン人のみ」
劇的なダイエット効果を発表している臨床試験データの被験者は、すべてカメルーン人です。 日本人を対象に臨床試験データを公表していない以上、カメルーン人と同等の効果を日本人も得られる確証はありませんよね。 さらに、海外で行われた研究に関しては、通常なら日本人に対しての外挿性を考慮した説明が必要です。 しかし、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸には、一切日本人に対しての外挿性が説明されていません。 これに関しては、不親切かつ不可解としかいわざるをえません。 臨床試験データの信憑性が低い証として取られても、仕方がありませんね。
ぽっちゃり体型を解消したいなら生活習慣を見直そう
アフリカマンゴノキ由来エラグ酸では、上記でご紹介した3つの理由によって、ぽっちゃり体型を解消するのが難しいかもしれません。 そこで、ぽっちゃり女子のダイエット法としてまず最初に始めてもらいたいのが、生活習慣の見直しです。 特に、食事内容や食べる時間に注目してみてください。
・夜19時以降に夕飯を食べる習慣がある
・肉中心の偏った食生活を送っている
・炭水化物の多い外食が基本
もしもこの上記3つのいずれかが当てはまるようであれば、このような生活習慣によってぽっちゃりから抜け出せないのかも知れません。 アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を始めとする、ダイエット素材にただ頼るのではなく、毎日の生活習慣をぜひ見直すことから始めてみてください!